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鹿児島県 川内原子力発電所

羽田から福岡へ。機材がちょっとだけ遅れた上に、向かい風が強いとかで福岡到着がどんどん伸びていきました…。羽田も福岡も天気が良くなかったのですが、雲の上はとても綺麗な風景でした。777-200です。

太宰府天満宮へお参り。参道の賑わいが半端ないです。

天神で所用を済ませて久留米まで。西鉄の5000系。九州最大の私鉄とは思えないくらい汚い車両でした。乗り心地は悪くないです。JR久留米駅は、新幹線の開業もあってか綺麗な造りでした。九州新幹線で一路川内へ!

川内駅から原発への道には、反対派の看板も賛成派の看板も見られ、地元も大変なんだなという感じです。

川内原子力発電所

九州電力の発電所が2機、あります。

形式電気出力運転開始日備考
1号機加圧水型軽水炉(PWR)89万kW1984/7/42020/12/15〜運転再開
2号機加圧水型軽水炉(PWR)89万kW1985/11/282021/1/22〜運転再開

川の反対側には、九州電力の火力発電所である川内発電所があります。

川内原子力発電所展示館

展示館はそれほどのボリュームでもなく、柏崎のように安全対策を強くうたっているわけでもありませんでした。この辺は電力会社の意識の違いなのか、それとも展示館にかけるコストの違いなのか。

レンタカーで山を越えて鹿児島空港に到着。787で羽田を目指します。

愛媛県 松山太陽光発電所・伊方原子力発電所(2013.02.13)

新型の787に乗ろうと、就航している松山へ。
ところが、787に不具合が見つかり運行中止。別な飛行機に。
まあ、せかっくだから見に行こう。

あっという間の松山空港

787の代替機のA320はいつも通り快適。そして羽田を出て約1時間半で松山空港へ。
松山空港に着くと、そこには787が。相次ぐトラブルに続く緊急着陸で運航停止になり、身動きが取れなくなったようです。新しい飛行機って大変なんですね。


松山太陽光発電所①

松山空港から車で10分くらいのところにある発電所。1958年に四国電力で初めて建設された火力発電所が、今はソーラーパネルと運動場、そして公園になっている。
タービンが大きな音で回る火力発電所や、独特の雰囲気を持つ原子量発電所と違い、全く音がしない太陽光発電所はなんだか味気ない。ただただそこにパネルが並んでいるだけ。これで発電できるんだから、エコです。現在の発電能力は2042kW。10年後までにあと2300kWの増設が予定されています。


松山太陽光発電所②

パネルは角度をつけた台座に支えられています。裏のケーブルもとてもシンプル。この空間をもっとうまく使えないかなって思う。隣の公園では、親子連れが楽しそうに遊んでいました。ここから一路、伊方原発へ。今日のヴィッツは新型です。


ちゃんと調べるって大事

松山太陽光発電所から伊方原発までは1時間半くらいの距離。昼過ぎには到着できるかと思っていたら…。この日は「愛媛マラソン」。市内を南北に走る主要幹線が通行止め。う回路を教えてくれるものの、初めての土地でそんなものが役に立つわけもなく。ナビはひたすら通れない道を示す。しょうがないので影響がないと思われる海沿いへ向かい、市街地の南側を抜けて、高速へ。
写真の看板は高速の通行規制の案内。こちらの被害はありませんでした。


伊方原子力発電所①

予定より1時間遅れて、伊方原発に到着。そばにある伊方ビジターハウス(科学館みたいなところ)を見学した後、発電所へ。険しい山道を下ると、原発の入り口。東日本大震災以降、原発に関する議論が熱くなっていることもあってか、入口から原発までにはたくさんの警備員がいました。ちなみに発電所は停止中。


伊方原子力発電所②

湾全体が発電所施設になっていますが、その崖の上では風力発電も行われていました。風力発電は、今や日本のどこに行っても見られる景色となりました。


ここでちょっと情報整理

現存する原子炉の情報を簡単にまとめておく。

 伊方1号機伊方2号機伊方3号機
電気出力56.6万KW56.6万KW89.0万KW
原子炉形式加圧水型軽水炉(PWR)加圧水型軽水炉(PWR)加圧水型軽水炉(PWR)
営業運転開始昭和52年9月昭和57年3月平成5年12月
wikipediaより

船

海賊船みたいな船

帰りは海沿いをひたすら北上。線路と海に囲まれた楽しいドライブでした。途中、長浜町の公園に寄ったときに見つけた船が写真。ワンピースを思い起こさせるような楽しそうな船。
松山空港のそばまで海沿いを北上した後、松山市街でレンタカーを返却。


伊予鉄道

松山の市街地では路面電車(市内線)が発達し、松山城や道後温泉を結んでいる。そしてその周りには郊外線(普通の電車な感じ)。路面電車の運行頻度は高く、結構便利っぽい。


線路の交差点

珍しい路面電車と電車の交差点。架線も交差点部分でクロスしている。郊外線は750Vで運行されているが、市内線は600V。というわけで、この路線だけは郊外線も600Vで運航されている。


松山空港から

帰りの飛行機は767-300。定刻での離陸でしたが、予定より15分も早く羽田に着陸。なかなか面白い機長でした。
というわけで、今回も無事に帰宅。