東海村の原子力発電所

2010年05月23日(日)

昔から大きなものと高いところが好き。
そして大きなものと言えば発電所。
今回は東海村、原子力発電所です。


今回のレンタカー

軽自動車初体験

今回は土浦までJR、そこからはレンタカーで高速を使って移動しました。生まれて初めての軽自動車。確かに今までの車と比べるとパワーが足りないような気がする、がこれで十分なのかな。5290円とかなり安かった。車内は快適。

発電所

東海発電所・東海第二発電所

今回の目的地に到着。
奥に見える建物が東海発電所、現在は稼働を止めて廃止措置工事を進めている。
手前の白い建物が東海第二発電所。現在フル稼働中。手前の送電線を通じて首都圏に電気が送られている。ちなみにこの送電ケーブル、27万5千ボルトの電圧がかかっていて、断面積が810平方mmもある。

ここでちょっと情報整理

東海村には研究所、企業、さまざまな原子力関連施設がある。ただし、発電所は二つ。
  東海発電所 東海第二発電所
電気出力 16万6千KW 110万KW
原子炉形式 黒鉛減速・炭酸ガス冷却型(GCR) 沸とう水型軽水炉(BWR)
燃料 天然ウラン(187トン) 低濃縮ウラン(132トン)
営業運転開始 昭和41年7月25日 昭和53年11月
その他 平成10年3月31日営業運転停止  
げんでんのサイトより
東海村にある原子力発電所は、日本原子力発電株式会社のものである。卸電気事業者の一つで、福井県にも原子力発電所を持っている。

低圧タービンローター

東海テラパーク

発電所のそばには東海テラパークがある。こちらも、日本原子力発電のもの。入館無料で原子力発電所について学べる。クイズを実施していて、「全問正解するとプレゼント」ということだったので楽しみにしていたのだが、もらったのはスポンジだった。ロゴが入ったシャーペンとかのほうがよかったな、と思う。
構内には、東海発電所で実際に使われていた低圧タービンのローターが展示されている。わかってはいるが、でかい。

原子力科学館

原子力科学館

発電所を後にして数分走ると次の目的地に。
こちらは社団法人である茨城原子力協議会が運営する原子力科学館。館内には大きなスクリーンや綺麗な展示が並ぶ。テラパークよりも専門的なものもある。1999年に起きたJCO臨界事故に関する資料もあった。
どうでもいいのだが、テラパークも原子力科学館も、音響設備はBOSE。うらやましい。

アトムワールド

アトムワールド

原子力科学館を後にしてさらに数分走ると次の目的地に。
こちらは独立行政法人である日本原子力研究開発機構が運営するアトムワールド。上記の二つとは違った雰囲気の展示館。地盤や物質に関する解説が多い。ここが悪いわけではないのだが、おんなじようなものを3つも見てきて、少々飽きてしまった。ただし、主催者の違いによる展示物の構成の違いを見るのは面白い。

茨城空港

茨城空港

土浦に帰る前にちょっと寄り道を。
茨城空港はテレビとおんなじ風景でした。最終便は昼過ぎに出て行ってしまっていますが、16時を過ぎても館内には結構人がいた。駐車場も4割くらいは埋まっている。

カウンター

スカイマークの空港カウンター

現在茨城空港に乗り入れているのは、スカイマークとアシアナ航空の2社のみ。後者のカウンターは形になっていたが、前者はひどい。壁にペインティングされているのではなく、ポスターを張っただけ。もうちょっとなんかあるでしょう…。
そんなこんなで、今回の旅行は終了です。

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