松山太陽光発電所・伊方原子力発電所

2013年02月10日(日)

新型の787に乗ろうと、就航している松山へ。
ところが、787に不具合が見つかり運行中止。別な飛行機に。
まあ、せかっくだから見に行こう。


エアバスA320 エアバスA320

あっという間の松山空港

787の代替機のA320はいつも通り快適。そして羽田を出て約1時間半で松山空港へ。
松山空港に着くと、そこには787が。相次ぐトラブルに続く緊急着陸で運航停止になり、身動きが取れなくなったようです。新しい飛行機って大変なんですね。

発電所 発電所 発電所

松山太陽光発電所@

松山空港から車で10分くらいのところにある発電所。1958年に四国電力で初めて建設された火力発電所が、今はソーラーパネルと運動場、そして公園になっている。
タービンが大きな音で回る火力発電所や、独特の雰囲気を持つ原子量発電所と違い、全く音がしない太陽光発電所はなんだか味気ない。ただただそこにパネルが並んでいるだけ。これで発電できるんだから、エコです。現在の発電能力は2042kW。10年後までにあと2300kWの増設が予定されています。

発電所 発電所 車

松山太陽光発電所A

パネルは角度をつけた台座に支えられています。裏のケーブルもとてもシンプル。この空間をもっとうまく使えないかなって思う。隣の公園では、親子連れが楽しそうに遊んでいました。ここから一路、伊方原発へ。今日のヴィッツは新型です。

市街地 看板

ちゃんと調べるって大事

松山太陽光発電所から伊方原発までは1時間半くらいの距離。昼過ぎには到着できるかと思っていたら…。この日は「愛媛マラソン」。市内を南北に走る主要幹線が通行止め。う回路を教えてくれるものの、初めての土地でそんなものが役に立つわけもなく。ナビはひたすら通れない道を示す。しょうがないので影響がないと思われる海沿いへ向かい、市街地の南側を抜けて、高速へ。
写真の看板は高速の通行規制の案内。こちらの被害はありませんでした。

発電所 発電所

伊方原子力発電所@

予定より1時間遅れて、伊方原発に到着。そばにある伊方ビジターハウス(科学館みたいなところ)を見学した後、発電所へ。険しい山道を下ると、原発の入り口。東日本大震災以降、原発に関する議論が熱くなっていることもあってか、入口から原発までにはたくさんの警備員がいました。ちなみに発電所は停止中。

発電所 発電所

伊方原子力発電所A

湾全体が発電所施設になっていますが、その崖の上では風力発電も行われていました。風力発電は、今や日本のどこに行っても見られる景色となりました。

ここでちょっと情報整理

現存する原子炉の情報を簡単にまとめておく。
  伊方1号機 伊方2号機 伊方3号機
電気出力 56.6万KW 56.6万KW 89.0万KW
原子炉形式 加圧水型軽水炉(PWR) 加圧水型軽水炉(PWR) 加圧水型軽水炉(PWR)
営業運転開始 昭和52年9月 昭和57年3月 平成5年12月
wikipediaより

船

海賊船みたいな船

帰りは海沿いをひたすら北上。線路と海に囲まれた楽しいドライブでした。途中、長浜町の公園に寄ったときに見つけた船が写真。ワンピースを思い起こさせるような楽しそうな船。
松山空港のそばまで海沿いを北上した後、松山市街でレンタカーを返却。

電車 電車

伊予鉄道

松山の市街地では路面電車(市内線)が発達し、松山城や道後温泉を結んでいる。そしてその周りには郊外線(普通の電車な感じ)。路面電車の運行頻度は高く、結構便利っぽい。

架線 架線

線路の交差点

珍しい路面電車と電車の交差点。架線も交差点部分でクロスしている。郊外線は750Vで運行されているが、市内線は600V。というわけで、この路線だけは郊外線も600Vで運航されている。

松山空港 松山空港

松山空港から

帰りの飛行機は767-300。定刻での離陸でしたが、予定より15分も早く羽田に着陸。なかなか面白い機長でした。
というわけで、今回も無事に帰宅。

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