WAPS-1266をはじめとしたいくつかの無線ルーターについているリピーター機能(WDS)、設定方法の詳細が見つからなかったので、試した結果をメモとして残します。(以下はその上位モデルの1266Rです)
- 設定する周波数帯に関する注意点(9/12追記)
- リピーター機能(WDS)とは
- WAPS-1266でのリピーター機能(WDS)の設定方法
- 運用状況
設定する周波数帯に関する注意点
WAPS-1266では2.4GHz帯と5GHz帯の両方でWDS機能の設定ができるが、両方を同時に設定するとうまく通信ができなくなる。運用する際はどちらか一方のみを選択する必要がある。通常は電波の強い方を使えばいいので、クライアントモニターで両周波数帯の相互の電波強度を見て、状況の良い方の設定をオンにし、そうでない方をオフにすれば良い。
リピーター機能(WDS)とは
通常は無線LANでは「親機-子機」と接続する。「親機-中継機-子機」ということもある。このWDSは「親機-親機」を無線で繋ぐ機能である。これによって、有線ケーブルがない状態で二つの親機が繋がることになる。もっとも、利用法によっては中継機とあまり差がないが。。。
WAPS-1266でのリピーター機能(WDS)の設定方法
親機となる二つの端末の管理画面を行ったり来たりするので、事前にそれぞれのIPアドレスを固定するか、区別がつきやすい工夫をする必要がある。(この注意書きはWDSの設定メニューの中にも記載されている)
設定そのものは至って単純、親機Aの管理画面でリピーター機能(WDS)をオンにして、親機Bの無線LANのMACアドレスを入力する。そしてその反対も実施。親機Bの管理画面でリピーター機能(WDS)をオンにして、親機Aの無線LANのMACアドレスを入力する。しばらくすると接続される。
親機Aかその上流にあるルーターのDHCPを全てに適用すれば、親機端末を中継機として利用できます。
運用状況
一度上記の設定を行えば、再起動しても勝手につながります!中継機よりも安定していて詳細設定をできるので便利です!