Vostro3580は低価格で安定した性能を持ったノートパソコン。
- Celeron プロセッサー 4205U (2MB キャッシュ, 1.8 GHz)
- DDR4-2666MHz 4GB
- HDD 1TB
安いだけあって、という感じで、しばらく使い続けると起動直後から動作が緩慢になる。もともと安い機種だから仕方ない部分もあれど、費用を気にしつつ実用に耐えうるグレードアップをしてみよう。
今回換装したパーツ
- ASU750SS-256GT-C SSD256GB
- CFD D4N2666PS-8G 8GBメモリ
交換手順は次の通り
- SSDにHDDの内容をコピーする(クローン作成)
- パソコン本体を開ける
- HDDとSSDを付け替える
- メモリも付け替える
- 動作確認する
SSDにHDDの内容をコピーする(クローン作成)
ADATAのサイトで会員登録、製品登録をすることでクローン用のアプリを入手できるはずだったが、何度やっても会員登録に必要なメールが送られてこない。めんどくさくなったので今回は有償ソフトを利用。
SSDをUSE経由で接続して1時間弱でクローン作成が完了。この辺は味気ない。
※1TBのHDDでしたが実際には50GBほどしか使っていかなったので、リカバリーパーティーションも含めてSSDに収まるサイズまでWindows10側でCドライブを縮小した上でコピーしています。
パソコン本体を開ける
ネジは多いがゴム足に隠れているようなものはなく、黄色と赤の丸のネジを順番に外していけばいい。赤は光学ドライブ固定用のネジ。光学ドライブをはずすと、緑の位置にさらに二つのネジがある。
今回はネジが多いので場所がわからなくならないように用紙に配置通りに両面テープで固定していきました。これ、すごく便利です。ネジを外すと裏面のパネルは比較的簡単にはずれます。
こちらが内部の様子。M.2スロットが空で存在します。
HDDとSSDを付け替える
HDDまわりのネジを4つ外すとドライブのケースが外れる。SATAケーブルは破損しやすい雰囲気なのでそっと外しましょう。バッテリーの下を通ってマザーボードに接続されています。
※今回はバッテリーケーブルを外さずに作業を行いましたが、多分、外した方がいいです。
HDDの代わりにSSDを装着して筺体内に収めた状態。保護フィルムはそっと扱えばそのまま再利用できます。
メモリを付け替える
今回は初期搭載のメモリを次のパソコンに移したかったので、単なる付け替えです。
動作確認する
裏蓋を閉じてネジをしめて起動。ハードウエアが変更されているというメッセージが出るが無視して進めると無事Windows10が起動。ちょっと見づらいですが、SSDもメモリも無事認識されています。動作は見違えるほど速くなりました。
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