新潟県 柏崎刈羽原子力発電所・小千谷発電所(2013.10.27)

※2025.06.19改定

定期検査中の柏崎刈羽発電所を運転再開の前にのぞきに行こうと計画。ついでにJRの発電所も見てこよう!

あっという間の長岡駅

Maxとき309号、E4系。特に揺れもなく快適。手元のGPSでの計測によると、ほぼ大宮以北のほとんどを240km/hで走っていた様子。10時過ぎに長岡駅に到着して、駅前をちょっとだけぶらぶらして、レンタカーへ。駅の中の構造は、土合駅探索の時に通った越後湯沢に似てました。


本日の車は

今回はあまり利用したことがない駅レンタカー。どんな車かと思っていたら、マツダのデミオ。なんだか内装がちょっと安っぽいかと感じたが、車種の問題というよりレンタカー会社の問題か。柏崎刈羽原発に向かう前にちょっと寄り道。長岡から高速を使って30分くらい。


日本一海に近い駅

米山大橋を見ようと、そのそばの青海川駅へ。無人駅で1時間に1本も電車はない。駅舎の反対側のホームは海、確かに日本一海に近いかもしれない。12時台の電車はなかったのだが、貨物列車が通過。


米山大橋

駅のすぐ横、集落にかかる米山大橋。奥には北陸道のコンクリート橋があるが、手前の鉄橋の方がいい景色。どこかで同じような景色を見たことがあるなと考えていたのですが…。餘部だ。日本海側には、こういう橋が他にもたくさんあるのかもしれない。


発電所遠景

米山大橋を後にして、柏崎刈羽原発を目指す。1.4km×3.2kmという広大な土地に、全部で7基の原子炉がある。そばに行くと警備が厳重だったり撮影禁止だったりで、結構離れたところから撮影。遠くから見ても、大きな発電所だなとわかりました。 この後構内を見学させてもらったのですが、とにかく広い。信号があったり、警察署があったり。構内では5000人近くの人が働いているということです。


サービスホール

柏崎刈羽原子力発電所のすぐ隣にあるサービスホール。展示館となっていて、原子力発電に関するさまざまな技術や安全対策が解説されている。そして、柏崎刈羽原子力発電所の構内見学の出発地点もここで、ここから構内へ車で案内してくれまる。すべて東京電力の広報活動とのことです。

ここでちょっと情報整理

原子炉の情報を簡単にまとめておきます。

※2025.6現在、全機定期検査中です。

 1号機2号機3号機4号機5号機6号機7号機
電気出力110万KW110万KW110万KW110万KW110万KW135.6万KW135.6万KW
原子炉形式沸騰水型軽水炉(BWR)沸騰水型軽水炉(BWR)沸騰水型軽水炉(BWR)沸騰水型軽水炉(BWR)沸騰水型軽水炉(BWR)沸騰水型軽水炉(ABWR)沸騰水型軽水炉(ABWR)
営業運転開始1985年9月1990年9月1993年8月1994年8月1990年4月1996年11月1997年7月

小千谷発電所と本山調整池

JR東日本が持つ信濃川発電所の一つ、小千谷発電所。山本山調整池から信濃川へ水を落とす勢いを利用して発電しています。5機の水車で最大12万KWの発電を行っています。大規模な火力や原子力と比べると発電容量は小さいものの、壮観でした。

信濃川の上流から調整池へ水をひき、そこから小千谷発電所へ水を流しています。山本山調整池の仕組みはちょっと難しいのですが、ここに詳しく解説されています。この発電所と調整池、諸事情により稼働していなかった時期があり、その時にダムの構造が詳しくわかったんですが、その時に撮影した方がいて、ここにありました。※2025.6現在撮影画像は見られなくなっていました。

http://www.suiryoku.com/gallery/niigata/odiya/odiya


長岡駅 まぼろしの1番線

長岡駅の在来線のホームは1番線から5番線となっていますが、2007年の改修以降、1番線は通過線となりました。ホームそのものはほとんど原形のまま残っているので、ちょっと不思議な雰囲気です。京成電鉄の東成田駅から見えるかつての成田空港駅の感じに似ているかもしれません。写真が暗くなっているのは外が暗い時間に写真を撮るのが下手だっただけで、そこまで不気味な感じはしませんでした(^^;)

長岡からはMaxとき344号で上野へ。本日の旅行は終了です。

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