CRJ機に乗ってみようと思い立ち、成田→小松便に。
せっかくなので、現在停止中の発電所を見に行くことに決定。
小松空港から敦賀・美浜発電所までって、意外に距離がありました。
複雑な成田空港駅
一昨年に成田スカイアクセス線が開通するまではそうでもなかったが、開通後は中間改札ができるなど、ちょっとややこしくなった。一番端のホーム(写真右手)はアクセス特急用のホーム。ちょうどのタイミングでの発車でした。
成田空港 国内線ターミナル
成田空港では国内線のみの搭乗はあまり想定されていないようで、駅を降りてから結構歩く。と言っても、カウンターを過ぎてセキュリティゲートを通過するまで15分から20分だが。誰もいない連絡通路、誰もいないエスカレーター。
金色のボーイング737-700
現在ANAでは16機のボーイング737-700を所有しているが、そのうち1号機と2号機だけが青ではなく金色で塗装されているらしい。見かけたら幸せになれるんだとか。楽しみ。
バスでの飛行機までの移動はめんどくさいといつも感じていたけど、こんなラッキーなこともあるんですね。
CRJ100/200
今日はこれに乗ってみたかった。小さいジェット機ってどんな感じかなと思っていたのだが、離陸も着陸もスムーズ、今日は特に大きな機体の揺れもなく、席がせまいことを除けば快適そのものでした。MD-90などと違ってリアエンジンの持ちあげられるような感じもしなければ、エンジン音そのものもとても静かでした。100なのか200なのか、写真を見てもわからない、乗ってみてもわからない、残念。
敦賀原子力館
敦賀原発のそばにある日本原子力発電が運営する原子力館。館内からは敦賀原発1号機と2号機が一望でき(なぜか撮影禁止)、炉内の仕組みが詳しく説明されている。子どもたち向けの演じ実験のコーナーもあって(この日はなかったが)、なかなか楽しいところでした。
敦賀発電所1号炉・2号炉
最近の問題を受けて稼働できないでいる二つの原子炉。警備員や警察の警備艇が行き来していて、監視体制が厳しくなっているようだった。3号炉・4号炉は山の反対側で計画中。
美浜原子力PRセンター
美浜発電所へ渡る橋のたもとに、関西電力が運営する美浜原子力PRセンターがある。敦賀原子力館では地震対策が大きく取り上げられていたが、こちらでは、金属疲労に関する展示が多かった。美浜発電所では過去に何度か事故が起こっているからかもしれない。建物の横には橋の入り口がある。通ってみたいが無理だった。
美浜発電所
写真では二つの炉が見えるが、その右側にもう一つある。原発からは山側に大きな送電線が伸びていた。風力発電の民間参入の話で聞いたのだが、発電に関して言えば、どのような施設・設備で発電するかだけでなく「発電した電気をどのように送電するか」が大きな問題となる。ドイツなどはこの辺が進んでいるらしい。
ここでちょっと情報整理
敦賀と美浜の現存する原子炉の情報を簡単にまとめておく。
敦賀1号炉 | 敦賀2号炉 | 美浜1号炉 | 美浜2号炉 | 美浜3号炉 | |
---|---|---|---|---|---|
電気出力 | 35.7万KW | 116万KW | 103.1万KW | 145.6万KW | 82.6万KW |
原子炉形式 | 沸騰水型軽水炉(BWR) | 加圧水型軽水炉(PWR) | 加圧水型軽水炉(PWR) | 加圧水型軽水炉(PWR) | 加圧水型軽水炉(PWR) |
営業運転開始 | 昭和45年3月 | 昭和62年7月 | 昭和45年11月 | 昭和47年7月 | 昭和51年3月 |
その他 | 日本原子力発電 | 日本原子力発電 | 関西電力 | 関西電力 | 関西電力 |
高速増殖炉 もんじゅ
美浜発電所の北側に位置するもんじゅ。そばまで寄ることができなかったので、海岸線から撮影。
新型Vitz
小松空港のそばでレンタカーを借りて、北陸道を南下。11時45分に借りて18時に返却という、およそ6時間の滞在で281キロも走りました。お疲れ様でした。
777-200のおしり
いつも全体を写しているのでたまにはこんなものを。APU作動中です。小松からは777-200で羽田へ。こちらもかなり快適。